独自作成した検定問題
ビギナーコース想定模擬試験問題(かんたんレベル その1)
今回はビギナーコース想定問題です。
簡単かもしれませんが、ケアレスミスにはご注意!
全部で10問あります。
問題
①現在将棋の公式戦のタイトルはいくつあるでしょうか。
(1)6つ (2)7つ (3)8つ
②囲碁は「打つ」。では将棋はなんと言うでしょうか。
(1)指す (2)置く (3)打つ
③将棋の格言で「玉の早逃げ」は何手の得と言われていますか。
(1)5手 (2)8手 (3)10手
④詰将棋のルールとして正しいのはどれでしょうか。
(1)攻め方は玉を使ってはいけない
(2)攻め方は駒を取ってはいけない
(3)連続王手で攻めなければならない
(2)攻め方は駒を取ってはいけない
(3)連続王手で攻めなければならない
⑤将棋盤には「星」と呼ばれる点がいくつありますか。
(1)なし (2)4つ (3)8つ
⑥29歳の若さで亡くなった村山聖九段の名前は何と読むでしょうか。
(1)さとし (2)せい (3)たかし
⑦谷川浩司九段の終盤は何と呼ばれているでしょうか。
(1)光速の寄せ (2)超速の寄せ (3)マッハの寄せ
⑧現在の竜王はだれでしょうか。
(1)渡辺明 (2)羽生善治 (3)糸谷哲郎
⑨現在の女流名人はだれでしょうか。
(1)里見香奈 (2)西山朋佳 (3)渡部愛
⑩将棋ブームを巻き起こした羽海野チカ著のマンガは何といいますか。
(1)5五の龍 (2)月下の棋士 (3)3月のライオン
解答
① (3)8つ
長らく7つのタイトル戦でしたが、
2015年から叡王戦が公式タイトル戦に昇格し、8つとなりました。
② (1)指す
持ち駒を使うときには「打つ」と表現するため混同しがちですが、
将棋は「指す」が基本です。
③ (2)8手
本当に8手得するかはかなり疑問ですが、
早めの玉の退避は、安全になることが多いです。
④ (3)連続王手で攻めなければならない
そのほか、玉方(受け方)は最長で最善の手順を選ぶ、
玉以外の残り駒すべてを合い駒に使える、
などが詰将棋のルールです。
特に合い駒のルールを知らないと、
詰将棋の答え合わせの時に「??!」となります(私の体験談)。
⑥ (1)さとし
大崎善生氏の著書『聖の青春』で、
「さとし」という読み方を覚えた方も多いようです。
私も同書を持っています。
⑦ (1)光速の寄せ
書籍でも「光速の寄せシリーズ」が発行されています。
谷川九段の終盤術は、
その後多くのプロ棋士に影響を与えたと言われています。
⑧ (2)羽生善治
今回の竜王位獲得で通算7期の獲得となり、
「永世竜王」の資格を得ました。
また、永世竜王を獲得したことにより、
史上初の「永世七冠」の資格を得るという快挙を成し遂げております。
⑨ (1)里見香奈
女流名人の他、女流王座・女流王将・倉敷藤花のタイトルを保持してます。
西山朋佳は「女王」、渡部愛は「女流王位」です。
⑩ (3)3月のライオン
羽生竜王も愛読者だそうです。
『5五の龍』はつのだじろう著、『月下の棋士』は能條純一著です。
*敬称略 *2018年8月18日現在
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
初めまして。将棋を初めてみたいと思い、ネットを見ていたら将棋文化検定なるものがあることを知り、こちらにたどり着きました。
検定を受けてみたいな~と思ったのですが、全く知識が無く、こちらの試験問題で勉強させていただいていますが、難しいですね。。
ほかにも参考になる本とかあればご紹介いただけますでしょうか。
はこさん、コメントありがとうございます!
将棋文化検定に関しては、まだこれといった書籍が販売されておらず、私も手探りで問題作成している次第です。
過去『将棋世界』の付録として問題集がついたようですが、私はそれを持ち合わせておりません。
一応「日本将棋連盟」のサイトでは、この将棋文化検定の過去問を公開しているので、こちらを参考にしてみてはいかがでしょうか?
(ただ、私から見ても結構難しい問題も多く、どこまでお役に立てるかわかりません…。)
https://www.shogi.or.jp/kentei/vol01/
当ブログでは、次回の将棋文化検定問題もビギナー向けにする予定ですので、はこさんの参考になれば幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
ああああ叡王忘れてた_| ̄|○
9点(ノー`)
最初に「ケアレスミスにはご注意」とお伝えしてたのにぃ(^_^;)