超絶技巧でアニソンを
全豪NO.1バイオリニスト
石川綾子
*石川綾子公式HPより引用
今回はバイオリニストの石川綾子さんのご紹介です。
全豪ナンバーワンの腕前を持ちながら、アニソン・ボカロ曲・映画のテーマ等、
我々に親しみやすい曲をバイオリンで聴かせてくれる石川綾子さん。
すでにご高名なバイオリニストなので、知っている方も多いかと思いますが、
知らない方のためにも記事を書かせていただきました。
石川綾子さんは4歳でバイオリンを始め、早くも5歳で渡英。
ロンドン音楽学校パーセルスクールに入学しています。
15歳の時お父さんの仕事に伴いオーストラリアのシドニーに転居し、
世界的なバイオリニスト達に師事しました。
その後国立シドニー大学・シドニー音楽院にトップで合格し、
同大学の最優等学位に選ばれて主席で卒業したそうです。
大学卒業後には、そのバイオリニストとしての功績が認められ、
なんとオーストラリアの永住権を授与されておられます。
デビルズアヤコ
*石川綾子公式HPより引用
石川綾子さんの国外での愛称は、なぜか「デビルズアヤコ」となります。
これは海外で超絶技巧曲と言われる
「Devil’s Dance」を披露したからだと言われています。
YouTubeではいつくかの演奏を公開されているので、
「Devil’s Dance」の動画も探したのですが、
ご本人による演奏動画は見つけられなかったので、
その逸話の真偽のほどは不明です。
しかしながら、その演奏技術の凄さが分かる動画はいくつか発見したので、
ご紹介いたします。
1:03からの左手の指の動きに注目。
指が別の生き物みたいに動いてます(驚)
( ゚д゚)ポカーン
0:40辺りで、演奏中なのにチューニングしてます!
こんなの初めてみましたよ!
石川綾子さんは、聞き馴染みのある曲であるはずなのに、
そこに潜む超絶テクニックで我々の度肝を抜きます。
バイオリンの伝道者
もともと石川綾子さんの夢は、いろいろな意味での壁を取り外し、
クラシックは苦手という方でも気軽に足を運んでいただけるようなコンサートを
たくさん開くことだそうなので、
フツーの人に人気のアニソンや映画の曲を聴かせるということは、
彼女なりの夢の具現化なのでしょうね。
話は変わりますが、私は小学生の頃群馬に住んでいたとき、
小学校の課外授業の一環として、
「群馬交響楽団」のクラシックコンサートに行ったことがあります。
その時聴いた曲は、
小学生でも知っているようなクラシックの曲がメインだったので、
「群響」のサービス精神を小学生ながら感じたものです。
しかし、その時のコンサートのアンコールで聴いた
「ドラゴンクエストのテーマ」は、
サプライズだったにしてもめちゃめちゃ感動しました。
今でも持ち合わせているクラシックに対する好印象は、
このサプライズ曲のお陰であったことは否めません。
クラシックも素晴らしいジャンルなのですが、
そこに抵抗を感じている人はやっぱり、ある一定数いるんですよね。
そういった人たちの心に届くのは、その人たちの身近にある音楽。
私は石川綾子さんの動画を見て、「群響」を思い出しました。
…石川綾子さんの挑戦は、
こうしたクラシックへの壁を壊すことから始まったんじゃないかと、
私は勝手に想像します。
この素晴らしい挑戦のお陰で、バイオリンを弾きたいという若者や、
クラシック音楽を聴いてみたいという人が、
どれだけ増えたのでしょうか?
そんなことを考えながら、彼女の素敵な動画を観て感動する毎日です。
こんな曲も弾いてるの?
最後に石川綾子さんの動画を2点ご紹介して終わりにしたいと思います。
どちらもバイオリンのイメージが全くない曲なので、
聴いていてとても楽しいモノとなっています。
後ろにあるチョコボとチョコボールに注目!
…どの曲もそうなんですが、
石川綾子さんの楽しく演奏している姿には、毎回痺れます。
しかし彼女のその笑顔は、
凄まじい練習量に裏打ちされた自信によるものだということを、
我々は忘れてはいけないと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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