四国カルスト

愛媛県

天空の道

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四国カルストとは?

愛媛に住んでいた時もドライブはよく行っていました。

海あり山ありの、なかなかエキサイティングな土地柄でしたので、

時間ができたらドライブというのが、ほぼ日課みたいになっていました。

 

今回はその愛媛で見つけた私一押しのドライブスポット、

四国カルスト」をご紹介させていただきます。

 

そもそも「カルスト」ってなんじゃらほい?ってな感じですよね。

私も「四国カルスト」に行くまで全く知らなかったんでその後調べたんですよ。

要は石灰岩みたいに水に溶けやすい岩石が、

長年に渡って水(雨水や地下水)の侵食を受けた結果でできた地形のことで、

地表に現れたものだけではなく、

地下に出来たもの(鍾乳洞)もカルスト地形と言います。

…世界的には中国の桂林が有名ですね。

桂林↓

 

日本では三大カルストと呼ばれる有名なカルスト地形が3箇所ありまして、

山口県の秋吉台福岡県の平尾台、そして今回ご紹介する四国カルストとなります。

 

愛媛県と高知県にまたがる

さきほど愛媛とご紹介しましたが、

実は「四国カルスト」は愛媛県と高知県にまたがっていまして、

四国カルストの入り口(出口?)に相当する姫鶴平(めづるだいら)には

上の写真のように県境が示されています。

「四国カルスト」は四国山脈のほぼ中央に位置するので、

その場所は、山の頂上付近に広がっております。

 

 

私達夫婦は上の写真の地図の左のほうから来ました。

現在地と書いてあるその左の、地図にない所の道が実は厄介でして、

相当細い山道を長い時間をかけて来なければならず、

途中、車がすれ違えるポイントはあまりないものですから、

前から車がきたらどうしようとビクビクしながら進んだものです(苦笑)

 

しかしここまで困難な道のりを乗り越えてきたご褒美として、

「四国カルスト」の素晴らしい景色が待っていました。

 

絶景!

着いた時はもう夕方近かったので少し暗いのですが、四国山脈が一望できました。

西日本最高峰である石鎚山も見えたと思います。

ところどころに見えるゴツゴツした岩が、

雨水等による侵食で現れた石灰岩ですね。

この特徴的な白い岩が、景色にアクセントを与えています。

 

乳牛の放牧地として有名なので、

いたる所に牛(色からしてジャージー種かな?)が見えますね。

ここだけ見ると、日本の景色だとは思えません

 

大分暗くなってきました。

小さく見えますが、実は巨大な風力発電用の風車。

遠近感がよくわからなくなっています(笑)

 

夕日。

こんなに圧倒される夕日は久々に見ました。

 

トヨタ86撮影隊

実はこの四国カルストに到着した時、

私はそこで珍しい車を発見しています。

2012年の4月に発売されたばかりのスポーツカー、「トヨタ86」です。

まだ発売されて半年だったので、そこまで公道で見かけることも少なく、

ましてやこんな辺鄙なところで見かけるなんて、思っても見ませんでした。

まあ車好きだったからこそ気になったのですが、

その86は撮影用の機材を載っけた車でして、

まさにゆっくり走りながら何かを撮影している様子でした。

 

車の雑誌の撮影用かと思って、その時はあまり気にしてなかったのですが、

その後たまたまYouTubeを見ていたら、

なんとその時の86が撮影したBS用のTV番組を発見したのです!

TOYOTA 86 テレビ番組『峠[TOUGE]』↓volume 020

まさに我々夫婦が見た景色!!

その時見た風景がそのまま動画となっていますので、本当に感動しました。

 

この動画を見ていただくと、冒頭の「天空の道」の意味が解ると思います。

(2:35から)

まるで山の上を走っているかのようでしたよ。

私達夫婦はその「天空の道」を通る時、その景色の素晴らしさに撮影を忘れ、しばし無言で車を走らせてしまったので写真が残ってないのです(汗)

…いやー。

こうした偶然ってありがたいですよね。

自画自賛で恐縮ですが、当時のその86のことを覚えていた自分も、

結構ファインプレーなんですけどね(笑)

 

今回は動画を含めての「四国カルスト」のご紹介でしたが、

いかがでしたでしょうか?

少しでもご興味持っていただければ幸いです。

かなりアクセスが悪いドライブポイントにはなりますが、

そこまでしても行く価値のあるところの一つであることは、保証いたします。

…ただし、その時の天気までは…

ねぇ…(苦笑)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
愛媛県
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