将棋プロ棋士紹介③ 木村一基九段

将棋

千駄ヶ谷の受け師

木村一基九段

*日本将棋連盟より引用

棋士番号222
生年月日1973年6月23日(45歳)
出身地千葉県四街道市
師匠(故)佐瀬勇次名誉九段
竜王戦2組
順位戦B級1組

*2018年7月8日現在

木村一基九段。今回も大人気棋士のご紹介です。

 

…今でこそ笑いを誘うトークで「解説名人」とも呼ばれる木村九段ですが、

実はかなりの苦労人で、奨励会では二段・三段の時に足踏みし、

同時期に奨励会に入った屋敷九段三浦九段行方八段よりだいぶ遅れての

23歳での四段プロデビューでした。

同期がどんどんプロとして活躍するのを目の当たりにしてきた木村九段ですが、

プロデビュー後、一気にその鬱憤を晴らすかのように勝ちまくり、

仲間内から「勝率くん」と呼ばれるほど勝ちまくった結果、

新人賞(1998年度)、勝率第一位賞(1999年度・2001年度)、

棋戦優勝(新人王戦・朝日杯将棋オープン戦)と華々しい成果を上げます。

「玉の顔面受け」を得意とした粘り強い将棋、

決して諦めないその棋風で、

当時流行っていた将棋漫画「ハチワンダイバー」に出てくるヒロイン、

「中静そよ」の異名である「アキバの受け師」をもじって、

千駄ヶ谷の受け師」と呼ばれるようになりました。

私は最初、逆だと思ってました。「千駄ヶ谷の受け師」が先で、漫画の方は後から付けられたと…。でも違うんですね(汗)

 

スリル満点の玉さばき!

この木村九段の真骨頂である「玉使い」が、見事に現れている棋譜があります。

先ほどの「ハチワンダイバー」の作中での、

中静そよvsジョンス・リー戦でも使われた棋譜なのですが、

捕まったら負けのはずの玉が相手陣まで侵入し、その玉をも詰みに絡めるという、

将棋始めたばかりの人からすると、訳のわからない投了図となっています。

…いやー、将棋をよく知っている人のほうが、むしろ理解不能かも(笑)

↓2002-10-11 新人王戦木村一基 vs. 鈴木大介 新人王戦
木村一基 vs. 鈴木大介 新人王戦
木村一基 vs. 鈴木大介(2002年10月11日 新人王戦)の棋譜です。無料の棋譜データベースサービス「将棋DB2」では、プロ棋士やコンピューター将棋などの様々な棋譜を鑑賞できます。

 

…ちなみに、この時負けた対局相手は鈴木大介九段で、

「ハチワンダイバー」に登場する将棋棋譜の監修者でもあります。

負けてめちゃめちゃ悔しいはずなのに、

自分の監修する漫画にも登場させたくらいなのですから、

本人としても衝撃的な対局だったのであろうことは、容易に想像できますね。

 

将棋の強いおじさん

*日本将棋連盟より引用

 

観る将」と呼ばれる、将棋はほとんど指さないけど

将棋観戦が大好きという方々がいらっしゃいます。

そんな「観る将」の人たちに

将棋が強いおじさん」として愛され続けている木村九段。

私は何度も木村九段の解説を拝見してますけど、

感心するほど解説の「間」の取り方が上手いんですよね。

…絶妙。

私、一時期仕事のスキルを上げるために、

「声」の持つ力に着目したことがありまして、

その時色々、喋り方やら声の出し方などを勉強したことがあるんですけど、

木村九段の喋り方はホント勉強になることばかりで、

とても感心した覚えがあります。

…いやだってさ、本人「最初の頃は大盤解説大嫌いでした。」って言ってたんですよ。

(NHK杯か何かで聞いたことがあります。誰か他に知っている人知りませんか?)

そんな人が、こんなにも聴かせる話術を身につけるとは思わないじゃないですか。

落語が好きだということで、そのエッセンスを吸収してるのかもしれませんが、

将棋に全く興味のないうちの嫁をも「クスッ」と笑わせるトーク力って、

かなりのものですよ。

…まあ、うちの嫁を基準に考えるのもどうかと思いますけどね(苦笑)

 

ただ、この「将棋に全く興味がない」人たちを「観る将」に変えてきた功績は、

もっと評価されていいものだと思います。

私個人も木村九段のファンなので、大盤解説のみならず、

本業(失礼!)の棋戦での初タイトルで名を上げて欲しいと願っております。

そのときは「かじゅき」ファンが泣いて喜びそうですからね。

当ブログは木村一基九段を応援し続けます!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

どうにも私の棋書は振り飛車に偏っていて、居飛車党である木村九段の棋書を一冊も持っていないんですよね(汗)そんな中書いた紹介文だから穴だらけですわ。…ですのでこれも加筆・修正決定。魅力あるプロ棋士の紹介ってホント難しい!

コメント

  1. ぶりあん より:

    木村先生は確か髪の毛1本犠牲にして勝つとゆー必殺ワザがw(削除済みアンサイクロペディア記事w

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