過去最高レベルのうどん

営業時間週9時間のみ

 

もともと嫁が目をつけてた店です。

西条市の美味しいうどん屋をネットで調べてたどり着いたのが、

この「結々亭」だったみたいです。

ただ行くにしても、お店が開いているのは木・金・土の１１時から１４時のみ！

週9時間の営業時間内にたどり着かなければならず、スケジュール調整が結構大変でした。

いざ時間の折り合いをつけて、ドライブがてら二人で出発。

………。

すげー道がわかりづらい(泣)

道は狭いし、どんどん山の中入っていくし……。

大丈夫かよって思った時、途中の道の小さな看板に

「結々亭」への案内があったので、それでなんとか到着。

上の写真通り、丘の上にありました（笑）

 

 

しょうゆ豆

 

夫婦ふたりで切り盛りされてるんですね。

しかも注文を聞いてからうどんを茹でるとのことなので、待ち時間は結構長目。

ただセルフコーナーに置いてある付け合せを食べたり、

店舗の柔らかな内装・外のキレイな風景を見ながら待っていたので、

待たされている気はしませんでしたね。

しかも付け合せが絶品！

私は普段、香川名物「しょうゆ豆」をあんまり良く思ってないのです。甘すぎて。

しかしここの付け合せのしょうゆ豆は別次元でした。

甘過ぎず、豆も茹で過ぎてなく好みの固さでしたので、無限に食べられました。

…他のお客さんのために、少し残しておきましたけど（笑）

いやー、付け合せが美味しいと、否が応でも期待は高まりますよね。

私がすぐに食べつくしてしまったので、しょうゆ豆の写真はないです（笑）

 

うどんの「肌」が綺麗

 

頼んだ「ざるうどん」が来ました。

いっしょに頼んだ限定の炊き込みご飯も一緒です。

 

驚きました。

なんていうか、写真ではあまり伝わらないのが残念ですが、

…うどんの表面が艶めかしいんですよ。

ビジュアルで驚くうどん、初めてでした。

意を決して食べてみると、これまた驚き。

すするたびに唇が、噛むたびに歯や舌など口内のいたるところが気持ちいい…。

私の貧弱なボキャブラリーではうまく表現できないほど美味しかったです。

食べるほどに嬉しくなっちゃう味なんですよね。

鼻から抜ける出汁の香りも素晴らしかったし、その出汁で炊いたであろう炊き込みご飯も

文句のつけようのない美味しさでした。

いやー、シンプルなうどんでここまで感動するとは……。

帰りの車の中、ずーと嫁とこのうどん屋の話ばかりしてましたよ（笑）

 

…西条市で出会った「結々亭」。

いままでのどのうどん屋よりインパクトのあったお店。

絶対香川の名店にも負けてません。

「結々亭」の大将は、香川のお店で修行したみたいですけど（笑）

 

え

 

この素晴らしいお店の紹介記事、なんとオチがあります。

この記事を書くにあたって「結々亭」を最近調べたところ、

今はやってません！！

2016年8月27日に閉店したとのこと。

…残念！

週9時間でもキツかったのかーなんて思いながら調べたところ、

今はこのご夫婦、「菜華（なのはな）」という別のお店を始めているみたいです。

でもうどん屋じゃないとのこと（笑）

お店の前には「うどんはやってません」の手書きの文字があるそうです。

もっと調べ進んで分かったことですが、うどんに関しては

同じ西条市の「十五屋」という店が、

「結々亭」の大将に教わったうどんを食べさせてくれるそうです。

これは愛媛の旅行に行く時は、抑えておかねばなりませんね。

私と嫁の一番好きなうどん屋、「結々亭」の系譜が残っていて良かったです。

 

…あー。美味しいうどんが食べたくなってきた（笑）

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。