結婚指輪の話

技術

結婚指輪におススメのジュエラー

スポンサーリンク

プラチナが高かった!

私と嫁が結婚する年の前後(2008年)は、プラチナが高騰してました。

当時自動車のマフラーの触媒用に需要が高まってまして、

プラチナ高騰のニュースは結構話題となっているくらいでした。

だから結婚指輪を買おうとするととても高い!

 

一般的に日本の結婚指輪はプラチナであるらしいのです。

なぜなのかを調べてもよくわかりませんでした。

…欧米ではイエローゴールドが一般的だというのに。

その理由はなぜなのかを、宝飾店の店員さん達に聞いて回っても

そういうものです。」というような答えしか帰ってこないので、

誰か具体的な理由を私に教えて下さい(苦笑)

永遠の輝きだから。」とかそういう答えはいりません(笑)

 

さて我々の結婚指輪ですが、

結局ホワイトゴールドを50%混ぜたもので作られたモノにしまして、

それでも高かったことは覚えております。

まあデザインは気に入っているのでいいのですが、

やっぱり貴金属は高いですね。なんら機能もないくせに(笑)

 

ニーシング

でも実は私、本当は「ニーシング」で結婚指輪を買いたかったのですよ。

その当時、値段を知ってとても現実的ではないことを悟ると、

簡単に諦めましたけどね(汗)

その「ニーシング」というジュエラーは「ドイツの至宝」とも呼ばれていて、

知る人ぞ知るジュエラーです。

ニーシング↓
ニーシング(NIESSING)公式サイト| マリッジリング、エンゲージリング、テンションリング、デザイナージュエリー
1873年創業ドイツのモダンジュエラー、ニーシング(NIESSING)。バウハウスの流れを汲むデザインは究極のシンプルを...

 

私がディベロッパーで勤めていた時(マンション売ってました)、

お客様でニーシングをはめてる方がいまして、

その方から教えてもらって知ることができました。

その「ドイツの至宝」のなにがスゴイってその技術力です。

指輪には、指に通す(ダイヤなど)、そしてその石を固定するという

従来絶対条件として存在したこれら3要素がありますが、

ニーシングはこの一つである「爪」を取っ払い

なんと輪っかの地金の張力だけで石を固定するという凄まじい指輪を発表します。

テンションリング」と呼ばれるその指輪、

一見すると挟み込まれた石が簡単に取れそうですが、

地金の張力(この場合、輪が閉じようとする力)が強いので、

一般使用程度ならビクともしません。

「テンションリング」が発表された1979年以降、

多くのジュエラーがこぞってこの「テンションリング」を真似しようとしましたが、

未だにどのジュエラーも作ることができないそうです。

 

アイリス

このテンションリングの逸話だけでもスゴイのですが、

私が密かに買おうとしてた「アイリス」シリーズもまたスゴイです。

この指輪は、ゴールドからシルバーへシームレス(境界線なし)で変化していくという、

これまた超絶技術で作られた指輪です。

比重も硬度も違う金属を、一体どうやって自然に融合させるのでしょう?

どう考えても分かりません(驚)

また、この異なる素材を見事なグラデーションでつなぎ合わせるこの指輪こそ、

結婚指輪にふさわしいと思いませんか?

…とても素敵な指輪なので、一度実物を見てみることをお勧めします。

 

…ただねー、この「ニーシング」の指輪、良い意味でドイツらしくて、

少しゴツいのですよ(汗)

一般的に男性が好むジュエラーなようで、女性にはすこしゴツくて、

敬遠される方も多いとか。

それに多分私のような「ニーシング」聞きかじりの男性が婚約者を連れて来店、

ムダに熱く「ニーシング」の薀蓄を垂れて

婚約者に若干引かれるという場面も、容易に想像できますね(笑)

 

購入のタイミング

 

 

一生に一度(?)の結婚指輪の購入に、

ドイツの「ニーシング」という選択肢があるよ,

というお話でした。

私は金婚式に買うことを目標にしようかな?(笑)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

技術
シェアする
うにをフォローする

コメント